国際取引統合システムGXシリーズ

株式会社 田中三次郎商店 様

「システムは自社の強みを反映できるものを導入するべき。基本性能とカスタマイズ力で10社以上の中からGXを選びました。」株式会社 田中三次郎商店 代表取締役 田中智一朗様(右)左:当社 川真田

株式会社 田中三次郎商店は、国内外の取引先を抱える創業130年の老舗企業。ロット管理、為替計算の効率化のため、田中智一朗社長がシステムの再構築を決断。ソフトウエアに精通した田中社長に、GXとシステムラボについてお聞きしました。

創業130年の商社。シアトルにも進出

― 最初に自己紹介をお願いします。

田中三次郎商店の代表取締役の田中智一朗です。田中三次郎商店は創業130年になります。
粉体と水産関連商材の総合商社です。本社は福岡県で、シアトルにも事務所を構えています。シアトルは主に商材の仕入れの拠点で、北米のベンチャー企業との取引を行っています。

商社ではありますが、仕入れたものを販売するというよりは、お客様の要望をお聞きして、商材を探すという仕事をしていますので、問題解決型の商社とも言えます。また、自社で商材を作ることもありますので、メーカーとも言えますね。鮭を卵から孵化させ育てる飼育キットを作って、被災地の子ども達に届けたりもしています。他には、ソフトウエア開発なんかもやっているので、何屋さんなのでしょうね(笑)。


左から旧本社社屋、事務所・配送センター、シアトル事務所

― 社長は何代目になるのですか?

私は5代目になります。2008年からに社長に就任しています。

GXで業務管理をワンストップ化

― 現在、GXをどのようにお使いですか?

「発注→注文書の作成→インボイスが届く→ロット入力→ラベル出力→売上→請求書発行」までのワンストップで使っています。当社の場合、部署ごとにほとんどすべてのスタッフがGXを使っています。私は、売り上げや為替管理の資料を見るために使っています。

― お取引先は海外と国内にあるようですが、一括管理ですか?

そうです。仕入れと売上ともに国内、海外すべてをGXで管理しています。

― システムラボとのお付き合いのきっかけを教えてください。

最初は、雑誌の広告を見てこちらから連絡をしました。その後に、システムラボさんにお伺いして、GXのデモを見せていただきました。GXは2012年より導入しています。

― システムラボとGXの最初の印象はいかがでしたか?

それまでに10社以上のシステムを検討しており、7~8社はデモを見せてもらっていました。ですから、GXが当社の業務にフィットしていることもわかりました。担当の方(当社川真田)も頼りになる印象でした。

期待に沿うシステムが見つからず・・・

― システムを導入するにあたって、当時どんな課題がありましたか?

ロット管理と為替管理が非効率でした。システム導入前は、ロット管理をほとんど手書きで行っていたので、在庫の把握が正確ではありませんでした。メッシュ商品の場合、20メートルの巻物を1本と10メートルの巻物を1本の合計30メートルを仕入れて、5メートルを販売したので、在庫は20メートルと5メートルの巻物という管理が必要です。それが500種類、2000本ほどあるのでロットの管理が複雑になっていました。為替も差損と差益を手計算で行っていたので、業務も非効率でした。

― GXが最初のシステム導入ですか?

いえ。97年まではオフコンを使っていました。その後に、大手企業が開発したシステムを導入しました。ただし、ロット管理、為替の管理ができなかったので、手作業が多く、改良は常に考えていました。ところが、開発・納入会社の福岡事務所が閉鎖することになって、そこから独立した方にメンテナンスを依頼していました。個人ですから、その人になにかがあればシステムが止まってしまいます。リスクがあるので、安心できる企業のシステムを導入しようと考えていました。それで雑誌やインターネットを通じて、当社の業務を効率化できるシステムを探していました。

― 期待通りのシステムは、なかなか見つからなかったということですか?

そうです。こちらの要求とパッケージの標準性能に差がありました。近いかもしれないと考えてロール紙の在庫管理をするシステムの検討もしましたが、やはり当社の業務との隔たりがありました。もちろん、カスタマイズはできるのですが、大手企業になるほど金額も大きくなり、商談が進展しませんでした。

システムは企業の強みを反映するものです。単に伝票を出すだけのものではありません。ですから、当社の強みである素早い対応力を活かせることが絶対条件でした。GXはロット管理ができるので、お客様からご連絡をいただいたら、その場で在庫確認ができますし、入荷のタイミングも即答することができます。

おかげさまで、GXを導入することで、当社の強みである、「適正在庫「細やかな対応」をより活かすことができる環境になっていると思います。


「GXは当社の強みを活かすシステムです」

GXは他のシステムに比べて段違いに当社に業務にフィットしていた

― GXは御社の業務にあっていたと?

そうですね。これまで見たシステムの中では段違いに高い性能だと思いました。最初は、パッケージのまま使えるのではないかと思いましたが、やはりよりよいものを導入したいと考えますので、カスタマイズは行いました。

― 御社の業務に合わせてカスタマイズするという考えもあったと思いますが?

そうですね。知り合いのプログラマーにプログラムを書いてもらうことも検討しましたが、要件定義など複雑な作業が発生しますので、パッケージをカスタマイズする方向で検討していました。

― 改めて、システムラボに発注した決め手を教えてください。

導入にあたっては、すでに相当数のシステムのデモを見ていましたので、改めてGXとの比較はしませんでした。標準機能が他社に比べて段違いに当社の業務にフィットしていたからです。発注は、予算が合うかどうかと希望するカスタマイズができるかどうかがポイントでした。
担当さんがクライアントの業務に詳しいことも決め手でした。もちろん、企業の安定性も大切なので、企業調査もさせていただきました。とても安定した経営をなさっているという評価でした。

GXはトラブルが少なく、ロット管理、ピッキング作業、為替計算が効率化

― GXを導入してみての感想をお聞かせください。福岡と東京の距離はいかがですか?

データベースが強固なのだと思いますが、トラブルがないですね。導入して以来、システムが止まった記憶はありませんね。距離に関しては気にするスタッフはいましたが、リモート機能があるので、私は問題ないと思っていました。今では、距離は全く気になりませんね。
担当さんに、「すぐに来てください!」ということはありませんね。

― GXの導入で、大きく変わった点を教えてください。

まず、ピッキングの作業が飛躍的に正確になり、効率化しました。注文を出してインボイスが届いた段階で、入力しておき、入庫したらラベルを出力して商品に貼り付けます。ラベルは10色に分けられていて、ピッキングリストには取り出すロットが番号だけではなく色でも指定されていますので、出荷担当者は素早く間違いなく取り出すことができます。


「田中社長のアイデアをカスタマイズしたラベルとピッキングリスト」

為替計算は手作業で何時間もかけて行っていたことが、実質的に0秒になりましたね。

他には、全社的に手書きの作業が減ったので、紙の使用量が少なくなりました。注文はFAXでいただくことがあるので、これは致し方ないとしても、事務所内に紙が多いというストレスはなくなりました。

― GXとシステムラボの強みだと思う点を教えてください。

GXは、為替対応とロット管理が両立できる数少ないシステムであること。
システムラボさんは、クライアントの業務に応じてカスタマイズできる開発力ではないでしょうか。

システムに業務を合わせたら、強みがなくなる。だから、妥協しない。

― 今後の展開をお聞かせください

海外に販路を広げたいと考えています。現在は、海外からの仕入れがメインになっていますが、これからは販売先として海外との取引を拡大したいと思います。現在は、スイスの企業を通じて東南アジアマーケットに参入する計画を進行しています。

― これからシステムラボに期待することをお聞かせください。

さらに業務を効率化できるシステムを開発していただきたいと思います。業務システムではこれで完璧ということはありません。 より効率をあげる、そしてより企業の強みを強化するためにシステムを常にカスタマイズしていくことにこれからもお付き合い頂きたいと思います。

― 最後に、貿易管理システムの導入をお考えの方にアドバイスをお願いします。

妥協しないことだと思います。システムに業務を合わせたら、自社の強みが失われてしまうことを念頭に置くことが大切です。システムは企業の成り立ちを反映するものですから、経営基盤を強固にするシステムの検討をおすすめします。システムラボさんは、粘り強くお付き合いをしてくれます。

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